Q1.再度靭帯を傷つけないようにするにはどのような動きに気をつければいいですか?

各スポーツに共通することは、プレーの前にウォームアップをしっかり行うことです。ウォームーアップは発汗するまで行います。アイシングをウォームアップ前に行うと、前日までのトレーニングの疲労や、筋緊張もとれてフレッシュな状態でプレーできます。
動作で注意することは、以下の4点です。


 @股関節、膝関節、足関節による重心高のコントロール。特に股関節の屈曲が不十分だと、重心位置 が高くバランスが悪くなる(接触すると転倒する)。また股関節が十分に曲がらないとため、膝を曲げて 代償しようとするため、膝に負担がかかる。
 Aステップのストップ動作は一歩で止まろうとせず、小股にして数歩で止まること。
 B拇指球加重(足の親指の裏への加重)を意識すること。(動き出し、方向転換)これを意識すると、
  膝・つま先がニュートラル(膝とつま先が同じ向き)な位置関係になります。
 Cジャンプの着地の場合、膝を伸ばした状態で着地するのではなく、股関節・膝関節・足関節を十分
  に曲げて着地すること。

*動作とは関係ないことですが、女性は生理の時、女性ホルモンの影響で、関節が少しゆるくなり、筋力が低下することがあります。